上高地(三日目)
2001年2月25日ホテルカマクラでの一晩は決して忘れないだろう。
ホテルカマクラの定員はリビング1つで3人、別室2つでそれぞれ一人ずつ。
そんでもってオレのポジションは別室。
快適だろうと思って陣取った場所だが重大な事実に気付かされた、床か斜めに傾斜していたのだ。
徐々に滑ってはリビングに寝ている人にスライディングをかましそうになって慌てて這い上がりまた滑っては這い上がるを繰り返していた。
また上からはつめーたい水がポターリ、ポタリ。
その上外はマイナス10度を越える吹雪、足は感覚がなくって腐っているのではと思えるほどに痛かったし、寒さのあまり寝る事すら出来なかった。
ちょっと寝てもすぐに起きて寝ぼけて暖房を探し、自分の置かれた立場に気付き絶望する事もあった。
こんなに朝が待ち遠しかった日はなかったよ。
待ちに待った朝がきても寒さの恐怖からは開放されなかった。なぜなら・・・
靴、手袋、寒さで凍ってやんの。マジで洒落にならん。変えの靴や手袋なんか用意してなかったし、凍ったままのそれらを着用したよ。
この辛い経験を後世の人にしてもらいたくないので自分なりに考えたよん。
今日学んだカマクラ作りの傾向と対策
1、カマクラ寝る場合はあくまでカマクラの大きさを小さくした方が保温性がいい←これは一人用のカマクラで寝てた人がぐっすりと寝れた事から学んだ、ちきしょー
2、カマクラで寝る場合はカマクラの壁を厚く取らないと保温されない←うちらは広さを追求するあまり壁をギリギリまで削ってしまい一部の壁はステンドグラス化していた。
3、カマクラの入り口を作る時は下に掘っていくと、生活空間が下になり、積もった雪の上に作る雪山を小さく出来て楽だし、地温を獲得できて温かい。
こんな感じです。
ていうか基本的にカマクラで寝ようなんて考えちゃあいけません。
あと、朝に俺らのカマクラの前を通りかかったおばちゃんおじちゃんのチームが話し掛けてきて、僕等のカマクラの記念撮影をしていた。
そりゃあ見栄えは素晴らしいし、ポジションも美しき大正池の前、観光客に開放して入場料をとる事だって可能だったね。撮影料置いてっとくれやす。
早々に朝食と記念撮影とを終えた一行はカマクラの長寿を祈願しつつ大正池の湖畔を後にした。
この日はとてもいい天気であったのでコンテナ車まで戻る道のりは楽しいものであった。休憩中にY井君とやったガチンコそりすべり勝負はオレの圧勝だった。
この日の予定は白樺湖でのわかさぎ釣りと青空の下それを天婦羅にして食う事。
しかーし白樺湖に到着した時は閉まってしまう1時間前、カマクラでゆっくりし過ぎたか・・・
三本の釣りざおを用意していたのでみんなで交代して釣りの気分を満喫した。
わかさぎを釣る事よりもわかさぎ釣りという風物詩を味わっている自分に浸るメンバーであった。
いや、そういえば一人だけ釣り上げる事に意地になっていたな。
経験者のT中君。
そいで釣果はというと・・・一匹。
釣り上げた功労者は今回の旅の紅一点S田さんだぜい、おめでとー。
オレとY井はそのわかさぎを拝借して自分が釣ったかのように記念撮影させてもらいました。
白樺湖が閉まる時間になり追い出された一行はいよいよみんなの一番の楽しみ、温泉に向かう事になった。
いやー、よかったよー、カッパ温泉。
カマクラで死にかけた体の末端部を温泉パワーで復活させたぜ。
中には風呂なのにサングラスかけた親父とか刺青はいっちゃっている人とかいたけど気持ちよすぎて気にならなかった。
昨日カマクラで頑張った一行をねぎらう意味でこの日のお宿は精進湖畔にたたずむ旅館だった。
テントでもなく、小屋でもなく、旅館なんぞに泊まっちゃうのはワンダーフォーゲル部始まって以来の快挙?らしいぞ。
部屋は広々としていて夕食のカレーも美味。
いい旅館だったぞ、あずみ荘。
ホテルカマクラの定員はリビング1つで3人、別室2つでそれぞれ一人ずつ。
そんでもってオレのポジションは別室。
快適だろうと思って陣取った場所だが重大な事実に気付かされた、床か斜めに傾斜していたのだ。
徐々に滑ってはリビングに寝ている人にスライディングをかましそうになって慌てて這い上がりまた滑っては這い上がるを繰り返していた。
また上からはつめーたい水がポターリ、ポタリ。
その上外はマイナス10度を越える吹雪、足は感覚がなくって腐っているのではと思えるほどに痛かったし、寒さのあまり寝る事すら出来なかった。
ちょっと寝てもすぐに起きて寝ぼけて暖房を探し、自分の置かれた立場に気付き絶望する事もあった。
こんなに朝が待ち遠しかった日はなかったよ。
待ちに待った朝がきても寒さの恐怖からは開放されなかった。なぜなら・・・
靴、手袋、寒さで凍ってやんの。マジで洒落にならん。変えの靴や手袋なんか用意してなかったし、凍ったままのそれらを着用したよ。
この辛い経験を後世の人にしてもらいたくないので自分なりに考えたよん。
今日学んだカマクラ作りの傾向と対策
1、カマクラ寝る場合はあくまでカマクラの大きさを小さくした方が保温性がいい←これは一人用のカマクラで寝てた人がぐっすりと寝れた事から学んだ、ちきしょー
2、カマクラで寝る場合はカマクラの壁を厚く取らないと保温されない←うちらは広さを追求するあまり壁をギリギリまで削ってしまい一部の壁はステンドグラス化していた。
3、カマクラの入り口を作る時は下に掘っていくと、生活空間が下になり、積もった雪の上に作る雪山を小さく出来て楽だし、地温を獲得できて温かい。
こんな感じです。
ていうか基本的にカマクラで寝ようなんて考えちゃあいけません。
あと、朝に俺らのカマクラの前を通りかかったおばちゃんおじちゃんのチームが話し掛けてきて、僕等のカマクラの記念撮影をしていた。
そりゃあ見栄えは素晴らしいし、ポジションも美しき大正池の前、観光客に開放して入場料をとる事だって可能だったね。撮影料置いてっとくれやす。
早々に朝食と記念撮影とを終えた一行はカマクラの長寿を祈願しつつ大正池の湖畔を後にした。
この日はとてもいい天気であったのでコンテナ車まで戻る道のりは楽しいものであった。休憩中にY井君とやったガチンコそりすべり勝負はオレの圧勝だった。
この日の予定は白樺湖でのわかさぎ釣りと青空の下それを天婦羅にして食う事。
しかーし白樺湖に到着した時は閉まってしまう1時間前、カマクラでゆっくりし過ぎたか・・・
三本の釣りざおを用意していたのでみんなで交代して釣りの気分を満喫した。
わかさぎを釣る事よりもわかさぎ釣りという風物詩を味わっている自分に浸るメンバーであった。
いや、そういえば一人だけ釣り上げる事に意地になっていたな。
経験者のT中君。
そいで釣果はというと・・・一匹。
釣り上げた功労者は今回の旅の紅一点S田さんだぜい、おめでとー。
オレとY井はそのわかさぎを拝借して自分が釣ったかのように記念撮影させてもらいました。
白樺湖が閉まる時間になり追い出された一行はいよいよみんなの一番の楽しみ、温泉に向かう事になった。
いやー、よかったよー、カッパ温泉。
カマクラで死にかけた体の末端部を温泉パワーで復活させたぜ。
中には風呂なのにサングラスかけた親父とか刺青はいっちゃっている人とかいたけど気持ちよすぎて気にならなかった。
昨日カマクラで頑張った一行をねぎらう意味でこの日のお宿は精進湖畔にたたずむ旅館だった。
テントでもなく、小屋でもなく、旅館なんぞに泊まっちゃうのはワンダーフォーゲル部始まって以来の快挙?らしいぞ。
部屋は広々としていて夕食のカレーも美味。
いい旅館だったぞ、あずみ荘。
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