上高地(二日目)
2001年2月24日コンテナ車の中は快適とはあまりに程遠い環境だった。
狭いし、暗いし、ゆれるし、跳ねるし、寒いし・・・
人が乗らない設計だからしょうがないんだろうけれどこの日のコンテナ車中泊はこたえた。
運転席に3人、コンテナに7人のメンバー構成で
コンテナ内の人はコンテナには窓がついていないので暇でしょうがなかった。
だからトランプの大富豪なんぞをして暇を紛らわしてたよ。
朝に上高地について、なぜか俺らはお土産屋の店先で料理を始めた。
案の定怒られて駐車場に移動して調理を再開、朝食を食った。
今回のメンバーは適当に生きている人ばっかり集まったので料理でも何でもが適当だった。
米を炊く時の火の強さ、時間、水の量、全てが適当だった割には上手く炊けたのはオレ様のなせる技か。
山のぼりグッツの中に茹でてチャーハンが出来るインスタント食品があることを知ってビックリした。普通に考えておかしいやろ、それ。
腹ごしらえを終えた一行は大きな荷物に大きなシャベルを一人一本くくり付けて上高地大正池へと出発した。
この道のり1時間半あまりが今回の旅行で唯一のワンダーフォーゲル部らしい時間であったような気がする。
大正池についた一行は本日のメインイベント、カマクラ作りに取り掛かった。
一度学校でカマクラ作りを経験しているオレは今回のメンバー分(10人)作るのがどんなに大変か分かっていたが、どの道完成しないと今晩の寝床がない追い込まれた状況なので頑張ったよ。
二班に別れて定員5人のカマクラを二つ作ったのだが結果的に二つにそれぞれ個性が出て面白い結果になった。
僕等の班は「隣の班よりも大きいのを」をモットーに働き者四人が集まって休みなく働き、中にリビング1つ別室2つを備える巨大カマクラ「ホテルカマクラ」を完成させた。
もう1つの班は怠け者の班だったので完成させたカマクラが5人収容が不可能な大きさになってしまったらしい。
そして急きょ一人用のカマクラを2つ合体させて作り足していた。
そうして三つのカマクラの集合住宅「コーポカマクラ」は完成した。
ちなみにコーポカマクラ製作者の一人は日が落ちて真っ暗のなっても完成せず夜の極寒のなか、カマクラを作りながら凍死を身近に感じたらしい。
この日の夕食はホテルカマクラ内でメンバー10人しゃぶしゃぶ鍋をした。
美しい大正池のほとりで自作カマクラの中で鍋を囲む。
最高に贅沢な時間だったと思う。
ただしゃぶしゃぶの肉が一人三枚迄だったのは全然贅沢じゃないぞ。
狭いし、暗いし、ゆれるし、跳ねるし、寒いし・・・
人が乗らない設計だからしょうがないんだろうけれどこの日のコンテナ車中泊はこたえた。
運転席に3人、コンテナに7人のメンバー構成で
コンテナ内の人はコンテナには窓がついていないので暇でしょうがなかった。
だからトランプの大富豪なんぞをして暇を紛らわしてたよ。
朝に上高地について、なぜか俺らはお土産屋の店先で料理を始めた。
案の定怒られて駐車場に移動して調理を再開、朝食を食った。
今回のメンバーは適当に生きている人ばっかり集まったので料理でも何でもが適当だった。
米を炊く時の火の強さ、時間、水の量、全てが適当だった割には上手く炊けたのはオレ様のなせる技か。
山のぼりグッツの中に茹でてチャーハンが出来るインスタント食品があることを知ってビックリした。普通に考えておかしいやろ、それ。
腹ごしらえを終えた一行は大きな荷物に大きなシャベルを一人一本くくり付けて上高地大正池へと出発した。
この道のり1時間半あまりが今回の旅行で唯一のワンダーフォーゲル部らしい時間であったような気がする。
大正池についた一行は本日のメインイベント、カマクラ作りに取り掛かった。
一度学校でカマクラ作りを経験しているオレは今回のメンバー分(10人)作るのがどんなに大変か分かっていたが、どの道完成しないと今晩の寝床がない追い込まれた状況なので頑張ったよ。
二班に別れて定員5人のカマクラを二つ作ったのだが結果的に二つにそれぞれ個性が出て面白い結果になった。
僕等の班は「隣の班よりも大きいのを」をモットーに働き者四人が集まって休みなく働き、中にリビング1つ別室2つを備える巨大カマクラ「ホテルカマクラ」を完成させた。
もう1つの班は怠け者の班だったので完成させたカマクラが5人収容が不可能な大きさになってしまったらしい。
そして急きょ一人用のカマクラを2つ合体させて作り足していた。
そうして三つのカマクラの集合住宅「コーポカマクラ」は完成した。
ちなみにコーポカマクラ製作者の一人は日が落ちて真っ暗のなっても完成せず夜の極寒のなか、カマクラを作りながら凍死を身近に感じたらしい。
この日の夕食はホテルカマクラ内でメンバー10人しゃぶしゃぶ鍋をした。
美しい大正池のほとりで自作カマクラの中で鍋を囲む。
最高に贅沢な時間だったと思う。
ただしゃぶしゃぶの肉が一人三枚迄だったのは全然贅沢じゃないぞ。
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